‡‡ 24. 術後2日目以降 ‡‡

2日目は朝食がパンで嬉しかった!
夕べのご飯が直球の全粥で、凹んでいたんですよー
頑張ってふた口食べたんですが、もう飲み込めなくわくらくらするわで断念。
パンなら大丈夫!
そして貧血用のお薬(鉄剤)が出だしました。
術前にはヘモグロビンが9を切る位だったみたいですが、その後生理を止めていたので回復してるかなーと思っていたんですが(Feのサプリ飲んでみたりして)思えば手術で多少なりとも出血しますもんね。
輸血なんぞは全く必要無いくらい出血は少なかったようですが、猫にひっかかれたよりは出たかなーと思いますし。

硬膜外の麻酔のせいでくらくらしたんだろうということで、抜くことに。
正直恐かったです。どれだけ痛みが出るんだろうと……
頼めば痛み止めの点滴をしてくれますが、硬膜外はず〜〜〜っと少量ずつ麻酔が効いてる状態なので、薬が切れる瞬間があるかと思うと恐かったです。
そして管を抜くのも恐かったです。
だって差し込むときは背中に注射で2本も痛み止めをしてから差し込んだんですから!
先生がやってきて、はいじゃあ横向きになってくださいね〜、背中出して〜〜
バリバリバリバリ……っと、豪快に固定していたテープがはがされていきます。
こっちはびくびくしてるので、恐くて恐くて、あっはっは。
で、痛みがいつくるかと構えていたんですが。
「はい、もういいですよ〜」
と、抜いた感覚すらわからないうちに、採血の時などに貼る丸いパッチも貼られてあっさり終了。
考えてみれば麻酔を注入していた場所なので、一番麻痺してて痛くない場所ですよねあははは。
はぁ、ホッとした……
その後の痛みもさほど酷くなく、まぁ2回ほど点滴を受けたかな。


そしてこの日、もはやお腹に刺さっていた管が抜けました!
あ、言い忘れてましたが、お腹の中に血や膿が溜まらないようにドレンパイプがお腹から生えておりました。
ストローくらいの太さで、外側には3〜4センチ出てました。

父の肺がんの手術時は、ホースみたいな太いのがビニールのパックに繋がってどんどん出てきていたので、こんなところでも技術の進歩と手術事態の規模の違いを感じます。
つーか「婦人科の回診が始まりますので、各自病室で待機していてください」ってアナウンスが入って割とすぐ先生登場。
手術をしてくださった担当の先生ではなく、本日の回診の先生らしいんですが。
いきなり「じゃ、抜きますね」って。

ここでかい!!!

と心の中でツッコミ100万回。
「ちょっとチクッと痛いですよ〜」とマスクの下で笑顔なのが余計に恐いです先生ぃいいいい!!!!!
ワゴンの上から、ペンチらしきものと、ええとハサミみ見えるものが……ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って、ペンチは判るよ、管つまむんでしょ。
ハサミは何に使うだーー???
ちくっ、ちくちくっ、ビリッ!!!
うぎゃあーー!!!結構痛いぞ!!!!
「いっ…いたっ…!」思わず声が出ましたよ、ええ。
何されてるか見えない(見れるわけもない)から余計に恐怖心があって……
「はい、もう終わりましたよ〜」
え?もう?
「管が抜けないように縫ってあったので、糸切るのが一番痛いんですよね」
はぁ〜〜〜なるほどぉ〜〜〜
あのビリッと痛かったのは、ハサミで糸を切った時かぁ!
その後一瞬だけ「にょろっ」としたのが、抜いた感触ですね?
「じゃ、またガーゼあててありますので、濡れた感じがしたら交換するので言ってくださいね」
って、お腹周りの感覚がすっかり麻痺していて、濡れてるかどうかもわっかんないんですけども〜
このガーゼというのがまた、超ひとかたまりに重なったガーゼで、見た目厚さ5センチくらいもあるんですよ。
これをテープで固定した上から、腹帯を巻いてるわけです。
そらーもう感覚的には、何がなにやら状態ですよーほほほほほ。

さて、この日の夜あたりから、喉になにやら「咳の出るスイッチ」みたいな場所が出現。
前から喉は弱くて、リップグロスとかつけ過ぎると喉の奥にグロス成分が流れていって、スイッチ的な場所に到達するとあほみたいに咳が出たりしたもんですが、こういうときはお茶とか飲むと流れてくれて治まったんですよね。
それが今度のスイッチは、なにがどうしたか、息を吸い込んだだけでいきなり咳が!!!
吐き出すほうはぼちぼちなんですが、ちょっとでも吸うと咳が出る……
でも吸わないと死んじゃうし!
ってか吸わずにはおられない……って吸えばまた咳の嵐。
いや、普段なら咳くらいしゃーないってんで、涙流しながらげっほごっほするもんですが。
まだ術後2日目、咳き込むと地獄のような痛みが走ります。
素人的には傷が開くんじゃないかって恐怖心もあるわけですよ。
何しろ縫ってない、テープ貼ってるだけの傷だもんで。
15分くらい苦しんでたら、ぼちぼち落ち着いてきたのでホッとしたんですが…
これも後から聞いたんですが、多分手術の時の気管挿管で傷ついてるんじゃないかと。
あーだから飲み物じゃ解消されなかった訳ね、気管の方なわけね〜〜
この日は通り過ぎてくれたんですが、後日トローチを貰いました。
あまりにも咳き込んで苦しいので…
そうしたら、ええと、舌が真っ白でざらっざらに!
これは…ええと??
胃がやられてる?
舌の表面がほんとに真っ白で、なんかざらざらした粉みたいのが出てるっぽくて、余計に喉がイガつきます。
はい、咳き込み放題〜〜〜

この2日くらいが何しろ辛かったです。
喉がイガつくからってトローチを舐めれば、余計に苦しい〜
しかも痛み止めも胃薬とセットで飲み薬に切り替わったので、余計に胃に負担が〜〜
という訳で、強力な胃薬をお願いしてみました。
なんと「ガスター」という、テレビで良く耳にするネーミングのお薬が。
あははははは、そうかーそうなのね、胃にはガスターなわけなのね。
飲み始めて1日経ったくらいで、ちょっと喉のイガつきも落ち着いてきました。
ふう助かった……
何しろ夜中にイガついちゃうと、しーんと静まり返った病棟に咳き込む声というか音というかが激響き渡るので精神的にもきつくって。
でも兄貴が来るときにアイスを頼もう!とあたためていた野望は無念に終わりました。
この胃の状態でアイスなんて言語道断だぁ。

そしてお腹の管を抜いた翌日には「シャワーしていいよ」と言われました。
え、あの、ちょっと待って、この管抜いたとこって、他の傷と違って傷テープすら貼られてない状態でむき出しなんですけどええと、シャワーって???????
シャンプーとかの泡がかかったり大丈夫なん……大丈夫なんですかーそうですか!
先日トイレでへたり込んだ前科もちなので、母が来てくれてから一緒にシャワー室へ。
母には脱衣場で待っていてもらいました。
そりゃシャワールームにもナースコールがありますが、まぁ身内が来てるなら居てもらうだけで心強いので。
今回はくらくらすることなく、無事にシャワー終了!
母と一緒に傷をしげしげと観察。うひひひひ。

管以外の3箇所のメスの傷にはテープが貼られているので、直接ではないですが観察。
一応聞いてはいましたが、お臍で1箇所確保してるので、傷に見えるのは2箇所だけ。
管のところはほんとに小さい穴なので、それこそ猫の引っかき傷みたいな痕しか残らなさそう〜。

凄いなぁ医療の進歩!
やっぱ百聞は一見に如かずですよ!
母のお腹に残る、縦一文字に縫い目がっちりな傷痕と比べれば一目瞭然な感じです。
ちなみにシャワーが日曜日だったかな。
術後3日目ですね。は、早いな……凄いわ。

その後順調に回復し、23日に無事退院!!

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