‡‡ 22. 手術ですぜ奥さん! ‡‡

2010年2月18日


さあーいよいよ手術当日です!
夕べの9時以降は食止めで、今朝も勿論飲食禁止。
何番目かの手術だと、○時までドリンクはオッケーとかだったようなんですが。
何しろ時間かかるからーと1番目になったので、がっちり禁止。
そして朝一で浣腸をして便を出しました。
8時半には左腕に点滴用の血管を確保、手術用の病衣にお着替え。
おお〜〜段々らしくなってきたじょ〜〜

手術中は家族は別室に待機しないといかんので、9時頃に母と兄が登場。
多分今日は病室が変わるはず〜〜と荷造りもばっちりです、ふはははははは。

さーーーいよいよお迎えがきました!
なんとわざわざ病室からストレッチャーに乗って手術室へ向かうそうで。
今は元気だから歩けるよ〜〜つーか走ったっていいよ。
とか思いつつ、大人しく乗っかり……うわーー初めて乗ったよ!
楽しーーーーーーーー♪
落っこちないように、左右の柵も出てきました。
さ、移動です!
天井を眺めながら、超リラックス状態でるんたるんた♪しながら運ばれていきます。
「業務用」のエレベーターで手術室のある2Fへ!
なんか業務用って文字を見ると、大袋に入って安売りされてる野菜なイメージなんですがほほほ。

2Fに降りると、案外すぐの入り口で家族とはさようなら。
超絶お気楽な笑顔で「行って来ま〜〜〜す♪」
暢気なもんです、ええ。
今回初めて尽くしで、ぎょろぎょろ見回してます。楽しいです!!!
なんちうか「手術室」って看板のドアから、実際の手術室まで結構距離があって驚きました。
奥行き凄いんですね〜〜とか会話しながら進んでいきます。
そうか…そうだよね、手術室いっこだけじゃないもんね。いくつもあるから、そらー奥行き要るよねぇ。

麻酔の先生や、付き添いの看護士さんが登場して、いざ手術室へ 
IN!
おおーーーーーーテレビでよく見る、ぎらぎらの照明が!!!!!
うおぉ横にちっさい照明もあるよ。
あれが手術台だね!
まだまだぜんぜんピンピンしてる状態ですが、手術台の横にストレッチャーがぴったりと着けられ、ずりずりと移動しました。
その後、まずは背中に硬膜外麻酔を差し込みます。
と言うことで、点滴から「ちょっとボ〜っとしますよ〜」というお薬を投入。

ちょっと、ってぇか……

一気にもう眠いです先生ぇええ!!!!!

身体を横にして膝を抱えるように背中を丸くしてください。
とか言われても、もう眠くて眠くて朦朧と……
普段からとにかく眠たい人間なので、薬入れられると一発で寝れるんですね私。
麻酔の管を入れるために、まずは背中に2本の痛み止めを注射!
既に朦朧としてるので、さほど痛くありません………
「じゃ、麻酔の管を刺しますので、ちょっとチクッとしますよー」
と言われても、眠くて部分麻酔も効いて、ぜんぜん判りませんでした。
眠い……ひたすら眠い!!!
寝かせてくれい!!!

その後もう一度あお向けに戻り「じゃ、本格的に麻酔していきますからね〜」と笑顔で言われた次の瞬間、やはりお日様のような笑顔で「あーさーーん、あーさん起きて〜〜、終わりましたよ〜〜」と。
え?終わった??
何が?
麻酔の管入れが???
いや、それさっき終わってたよね…
ん??

手術終わったってか!!!!!!!!!!!!!

ほんっと……麻酔って凄いですね。
一瞬でした。
そしてこの段階では痛みはまったくありません(麻酔効いてるから)
噂には聞いてたけど、照明が点いてる状態は結局見れずじまい……無念!!!

既にストレッチャーに乗っていたので、がらがらと連れて行かれて、手術室のドアが開くと、なんかやけに切羽詰って心配そうな顔の母と兄が。
ん?どうした??そんなに心配したのかい?
「終わりましたよ〜」と聞いて、途端にホッとした表情に。
後から聞いたんですが、どうも控え室にいたところ「先生からお話があるので、来てください」と言われてびびりまくった模様。
「手術が終わったので」のひと言が無いから、緊急事態で開腹に切り替え?!?!?
とか一気に色々考えたみたいです。
ただ6時間も経ってからってのは考えにくいから、まぁ多分違うだろうとは思ったんだけど、それにしたって「手術終わった」のひと言をつけてくれてれば!
と何度も母はぶちぶち言ってました。
まぁまぁ、時間かかったけど、超安全無事に終わったんだし、良しとしようや。

その後は「うっひょー終わったぜ〜〜い♪」な心境なんですが、何しろ眠くて目が開かない…
ナースステーションのすぐ横にある、2人部屋(術後の安定するまでの人が入るっぽい、機器も多いしベッドが電動で動く部屋)に移動……したらしいと後ほど知る。
ほら、何しろ眠くて眠く(略)

その後看護士のみなさんに、よく救命ドラマで見る「1、2、3ハイ!」でゴソッとベッドに移動。
思わず「おわぁ〜」と言ったら「あはははは〜」って。
ああ和やかだ、私にとっては初めての手術で身体が重いやら朦朧とするやらだけど、手術慣れしてる皆様にとっては軽症ってことですね。

この辺から暫く記憶があやふやで……とにかく眠(略)
まだ食止めの状態なので、喉と口がかっさかさに乾いてるけど、水も飲めない……
看護士さんにお願いして、湿らせたキッチンペーパーのようなものを貰いました。
これで口周りを湿らせて、舌も拭いたら大分すっきり!
水分を飲み込むのはまだ危険なので、取りあえず湿らせます。
雲泥の差ですよーーはぁ生き返る〜〜
そして術前注射の効果は絶好調なので、時々汗だくになります。
ウェットティッシュで顔を拭くと、ちょっと楽になり、扇子でばたばた扇いで拭いて寝て……
寝て…
寝て??

いや、寝れなかったんです!!!!!

足バッチンのせいで!!!


ええと、エコノミー症候群みたいに、足に血栓が出来やすい状態らしいんですね、術後の寝たきり状態って。
婦人科の手術後は特に出来やすいと言ってたなぁ…
で、術中から翌日まで、まずはひざ下に「弾性ストッキング」を着用。
これね、真っ白でぴっちぴちで、王子タイツですよ、ええ。
カボチャパンツ履いたら、完璧王子です!!!
でも王子タイツのみなら大丈夫なんですよ、スリムウォーク履いてるようなもんですから。
更に足の裏に空気で圧迫する、血圧計みたいな、足にぐるっとまく装置が装着。
これが……曲者で……
しゅーーーっと膨らんで、しゅーーーっと萎んで……なら良かったのに。
えらい勢いで「ばっちん!」と一気に膨らみ、しゅーーーっと萎み……
またばっちん!ときて、しゅーー……の繰り返し。
この「ばっちん」の時に、せっかくうとうとしてきても目が覚めちゃう!
術後は麻酔が残ってるし体力も落ちて疲れてるだろうから、ぐっすり眠ってるうちに翌日になって、ちょっと待てばご飯だ!
とか思っていたのに……

足バッチンのおかげで、眠れません!!!
地獄だ……
こうなると、頭すっきりの硬膜外麻酔のおかげで、痛くないけど寝れないというほんっと地獄状態に。
いっぱいいっぱいなので、時々うつらうつら…とするんですが、何しろ5秒ごとくらいに左右順番にばっちんしゅーーばっちんしゅーーくるので、その度に覚醒します。
辛い……なんでこんな辛いのだーーー

手術室を出たのが3時台、その後朦朧としながらばっちんにやられて夜まで頑張るも、何時になっても寝れません……
お隣のベッドの方は、ばっちんしゅーにも負けず、いびきまで聞こえてきます。
ああ羨ますぃ〜〜
こんな寝れない目に遭うとわぁ〜〜〜

その後、時間もろくに判らぬままに、しーんとしてるので消灯過ぎたのかな?とか。
術後当日なので、看護士さんの見回りが1時間おきくらいに頻繁にくるなぁ、とか。
なんか楽しいこと考えて気を紛らわせよう!
とか思っても、なかなか時間は過ぎてくれませぬ〜〜
ああへこたれそう〜〜〜〜っていうか、とっくにへこたれてますとほほほほ。

で、ダメもとで看護士さんにお願いしてみました。
「かばんに入ってるPSPでドラマを見ててもいいですか?」
「あ、いいですよ!出しますね!このかばんですか?開けますね?」
とあっさりオッケー、セットまでしてもらいました。
まぁそれまでに、足ばっちんで寝れない〜〜と嘆いているのを知ってたからだとは思いますが。

さあ!相棒見るぞ!!
DSでドラクエって手もあったんですが、レベルがどうした、この村がどうした…って細かいことを考える余裕はさすがに無さそうだったので、ぼーっと見れる相棒を選択。
正解でした!
1本45分、ぼーっと見てるだけで、どんどん時間が過ぎてくれます!
勿論その間もずーーっと足ばっちん続行中。
でも音はイヤホンだから支障もなく、どんどんどんどん見ていきます!
そのうち、限界にきたんでしょうね〜、1〜2時間だけ寝れました!
テレビとかぼんやり見てると眠たくなるじゃないですか。あの効果ですよー有難や〜〜
まぁでもちょっと眠って体力戻ったら、すぐ足バッチンで起こされちゃったんですけども。
いやぁ〜〜にしても、相棒さまさまでしたよ、ほんと。
さすがに麻酔が切れてきて、追加したり、汗と闘ったり、明日はもう歩いてみてもらうから身体を起こせるように慣らしておいてね〜と言われてベッドを縦にしてみたり……
でも夜中になったらあまりごそごそもなぁと、どうやって時間を待てばいいのか途方にくれたもんですが。
ちょびっとでも寝れて良かったよぉおおおおぐすぐすぐす。

そしてこの寝不足が翌日に影響するんですなぁこれが。

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